スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

遍路日記-その54

しばらく歩いていると、久しぶりの自動販売機を発見!


この辺りは、お店どころか自動販売機すら、あまりないので、水分補給にコーラを買う。



  「おはようございます。」  



後ろから声をかけられ振り返ると、白装束の本格的なお遍路さん。
俺より若そうな、20代の男性M君だ。

俺の後姿を見ながら追いかけてきたのだそうだ。
さすがに若い!


今まで、他のお遍路さんを、追い越すことは多かったが、追いつかれることは、ほとんどなかったのに!

ショック!
 


しかも、彼の今日の出発地点は、俺の泊まった宿より7㎞も遠い宿らしい。

M君は石川県から四国遍路に来て、1週間位ずつの区切り打ちをしているそうだ。

45ℓのリュックサックを背負って、この速度とは。

すごいぞ! 




M君がかなりの健脚であることが分かったので、「遅かったら、先に行ってね。」といったものの、置いて行かれまいと必死についていく。


彼のペースで最後まで歩き通すのは無理だと思うが、ついていけるだけ、ついて行こう!




M君に昼食はどうするつもりなのかと聞くと、あと少しで商店があるとのこと。


遍路宿の主人の話では、これを逃すと店はほとんど無い、と言われたらしい。
一人で歩いていたら、確実にヒモジイ思いをしていただろう。



健脚な上に、情報収集もできて頼もしい!





しばらく歩くと、窪津漁協が運営する 「大漁屋」 というお店に到着。



ここでは、足摺沖合で獲れた新鮮な魚介類や、惣菜などを売っている。



飲み物と弁当を購入。 


店を出て、さっそく食べようと思ったら、M君は、第38番札所金剛福寺で食べるつもりだ、と言う。


東海岸を歩いて午前中に金剛福寺に到着できたら、帰りは足摺岬の西海岸を歩いて宿まで戻るつもりらしい。


タフな計画だ!


スポーツドリンクを飲み、タバコを吸おうと思ったが、一本もない!

昨晩、喫い尽くして、今日はまだ、買える店がなかったのだ。

M君から、もらいタバコをして一服!


うまい!  

やっぱり、M君は早い!

雨の中、だんだん無口になってくる。行けども行けども、足摺岬の先端が見えない。



長かった室戸岬までの道のりを思い出す。


『その55』へ、つづく・・・。
関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。